【ニュース】 滋賀県など、「井伊直弼公生誕200年祭」を彦根城域一帯と彦根市内全域で7月10日~12月23日に開催 滋賀県彦根市

2015.06.25
滋賀県や彦根市などで構成する井伊直弼公生誕200年祭実行委員会は、7月10日~12月23日の167日間、彦根城域一帯および彦根市内全域で「井伊直弼公生誕200年祭」を開催する。

井伊直弼公は、文化12年(1815年)、彦根城の一角にある「槻御殿(けやきごてん)」で生誕。
近江彦根藩の第15代藩主となった後、幕末期の江戸幕府で大老を務め、日米修好通商条約に調印し、日本の開国を断行したことで知られている。

彦根城の天守は、現存する国内12城のひとつで、国宝指定の城。
同イベントでは、政治家として、また文化人として一流を極めた井伊直弼公の知られざる魅力を発信していくという。
20150625滋賀県

開催期間中は、彦根城・玄宮園・彦根城博物館・埋木舎・夢京橋あかり館(まちなか博物館)を周遊できる「井伊直弼公生誕200年祭記念パスポート」(大人1,000円・小中学生350円)を、彦根城・玄宮園・彦根城博物館の各券売所で販売する。

ファミリー向け企画では、天秤櫓特別展「いいね!井伊直弼展」を7月
10日~9月27日を彦根城天秤櫓で開催。
井伊直弼公の素顔の魅力に迫り、生い立ちから立身出世まで、茶人としての魅力を3Dシアター上映やお茶室の再現などで分かりやすく紹介する。

歴史ファン向けの企画では、佐和口多聞櫓特別展「一期一会」を9月18日~12月23日に彦根城佐和口多聞櫓で開催。
2014年公開の映画「柘榴坂の仇討」の撮影で使用された小道具や衣装、写真に加え、過去の映画やドラマで描かれた井伊直弼公にスポットを当て、その人物像の魅力に迫る特別展を実施する。

その他、期間中は、大名茶会・花展・夜楽、彦根城博物館展示、特別講演会「能、その舞台の聖俗と不思議」、生誕記念イベントなども実施するという。

「井伊直弼公生誕200年祭」の開催期間は7月10日~12月23日の
167日間。
会場は彦根城域一帯および市内全域。