【ニュース】 日本セラピューティック・ケア協会など、音楽やアロマ、マッサージなどによる「癒し」による阿蘇復興支援イベントを9月9日に開催 熊本県阿蘇市

2017.08.17
認定NPO法人日本セラピューティック・ケア協会(福岡県太宰府市、秋吉美千代理事長)は、熊本出身のアーティスト・橋本昌彦氏、酪農学園大学(北海道江別市)とともに、阿蘇復興支援イベント「音楽と癒しのつどい」を9月9日に阿蘇保健福祉センター(熊本県阿蘇市)で開催する。

当日は、貴重なアカエゾマツを北海道から運び、実際に会場で蒸留してリラックス効果のある精油を作る木育や、フレッシュな癒しの香りに包まれながら受ける優しく撫でる心身のストレスケア、心ゆさぶる橋本さんの歌声で送る安らぎのひとときを提供。
参加費は無料で、市内の仮設住宅と会場間は貸切バスでの無料送迎も用意する。

会場では、14時より北海道から運んだアカエゾマツを会場で蒸留し、精油(アロマオイル)を製作。
生命力溢れる香りの癒し体験を楽しんでもらうほか、酪農学園大学の横田博教授とアロマセラピストの酒巻美子さんが「木育」や森と人と関わりについて語る。

14時40分からは、肩や背中を洋服の上から優しく撫でることで心身を癒す、イギリスの赤十字社が考案したケア法「癒しのマッサージ セラピューティック・ケア」のワークショップを実施。
同ケア方法は、緊張や不安が和らぎ、肩こりや脚のむくみが楽になるなど、心身のストレスケアとして、認知症ケアや子育て支援のほか、被災地支援でも活用されているという。

15時30分からは「思わず涙 橋本昌彦のこころのコンサート」を実施。
人の潜在的な心を癒すプログラムとして完成された「こころのコンサート」は、厚生労働省社会保障審議会より「児童福祉文化財」に認定されているという。

復興支援イベント「音楽と癒しのつどい 笑って、泣いて、癒やされて。」の開催日時は9月9日の14時~17時。
会場は阿蘇保健福祉センター(熊本県阿蘇市内牧976-2 阿蘇市社会福祉協議会内)。
参加費は無料。
募集は阿蘇市内在住の80名(子ども歓迎)。
主催は音楽と癒しの夕べ実行委員会、後援は阿蘇市社会福祉協議会、協力は熊本YMCA・株式会社LET観光。