【ニュース】 移動サービスのウィラーと音声翻訳技術・多言語ガイドシステムのフュートレック、ウィラーが新しく展開する「移動ソリューション」で業務提携 大阪府大阪市

2017.06.13
移動・観光eコマースの開発・運営などを手掛けるWILLER株式会社(大阪市北区、村瀨茂高代表)と、音声翻訳・多言語ガイドシステムを手掛ける株式会社フュートレック(大阪市淀川区、藤木英幸社長)は6月12日、ウィラーが新しく展開する「移動ソリューション」に関する事業で業務提携契約を締結したと発表した。

ウィラーは、高速バス「WILLER EXPRESS」や食と絶景を楽しむ「レストランバス」、地域鉄道「京都丹後鉄道」など、様々な移動サービスを開発・提供してきた。
一方フュートレックは、訪日外国人観光客の急激な増加や旅行内容の変化に伴い、受入れ体制の準備を迫られるバス事業者・旅行会社や観光施設などに向け、音声翻訳システムやGPS連動「多言語ガイドシステムU・feel」などの多言語翻訳サービスを展開、積極的に営業活動を進めてきたという。

今回の提携は、ウィラーが国内外に提供するさまざまな移動サービスと、フュートレックの音声翻訳技術・多言語ガイドシステムなどを組み合わせ、ウィラーが新しく展開する海外観光交通や未来テクノロジー交通などにおける言葉の壁を取り除き、ウィラーが提唱する「移動ソリューション」実現に向け、共同で推進するというもの。

具体的には、GPS連動「多言語ガイドシステムU・feel」をべースとした次世代ガイドシステムの開発・運営、音声翻訳システムの活用による旅行者の言葉の課題を解決するストレスフリーな環境の創造、共同でのマーケティングとプロモーションの実施、映像ソリューションを活用した次世代バスターミナルの創造などを実施するという。