【ニュース】 星野リゾート、大阪市募集のプロポーザルで計画案採用、新今宮駅前に600室規模の都市型ホテルを建設、2022年春に開業予定 大阪府大阪市

2017.04.25
株式会社星野リゾート(長野県軽井沢町、星野佳路代表)は、大阪市が実施した「浪速区恵美須西3丁目16番街区用地売却に関する開発事業者募集プロポーザル」に応募、同社提出の計画案が採用されたと発表した。

ラグジュアリーラインの「星のや」、高級温泉旅館の「界」、デザイン性と自然を掛け合わせたリゾートホテル「リゾナーレ」とは異なる、都市観光客をターゲットにした新しいスタイルのホテルとして、2022年の開業を目指す。

開発を予定している場所は、新今宮駅前に位置し、大阪の風情と楽しさを色濃く残す新世界が至近の一画。
同社が取得した土地は、JR大阪環状線の新今宮駅ホームに面した約
1万4,000㎡。
駅からの視認性の良さを活かし、ホテルの建物と一体になるような緑地
「みやぐりん(仮称)」を設置するという。

同ホテルのパブリックエリアでは、大阪の食文化が感じられるレストランやカフェテリア、大浴場、アミューズメント施設、季節の催し物やパブリックビューイングなどが可能なイベント会場を設置。
大阪の歴史や文化に触れることができる「ご当地感あふれるサービス」を予定しているという。

同社は今年4月1日、旭川グランドホテル(北海道旭川市)の運営を機に都市観光市場へのサービス提供を開始。
今回の同計画はそれに続く案件となる。

計画所在地は大阪市浪速区恵美須西3丁目16番街区、交通はJR大阪環状線「新今宮」駅前。
敷地面積は1万3,909㎡。
客室数は608室(予定)、客室面積は30㎡~。
開業は2022年春(予定)。