【ニュース】 リングローと舟形町、廃校利用でIT普及と地域活性化を目指した交流施設「長沢集学校」を4月15日に開校、今後のイベントスケジュールを公開 山形県舟形町
2017.04.14
リングロー株式会社(東京都豊島区、碇敏之代表)と山形県舟形町(森富広町長)は、廃校を活用した共同プロジェクト「長沢集学校」(山形県舟形町)を4月15日にオープンする。
同施設は、旧長沢小学校を、IT普及と地域活性を目指した交流施設として活用するもの。
同社が推進する「おかえり集学校プロジェクト」の第1弾となる。
「おかえり集学校プロジェクト」とは、「楽しむ」「触れる」「相談する」「遊ぶ」「学ぶ」など様々な視点から廃校を活用し、IT普及と地域活性を目的とした交流施設として再利用するプロジェクト。
今回オープンする「長沢集学校」では、2016年5月より社員1名が駐在し、無料のパソコン相談室を開設して地域の人々と交流を図ってきた。
今年1月より改修工事を開始、4月5日に竣工している。
舟形町は、山形県の東北部で最上郡の南端に位置し、人口は5,625人、65歳以上が人口の36.1%を占める(2016年11月30日現在)。
リングローは、2001年7月に有限会社リペアシステムサービスとして設立、主力事業は中古パソコンの販売・修理・買取としている。
今回オープンする同施設の教室では、常駐スタッフによる無料のIT相談を受付。
共同学習スペース、個別学習スペース、展示スペース、休憩スペースなども完備した。
「わカフェ」には、無料のウォーターサーバーを設置。
大きな円形のソファは、リングローのロゴマークとなっている。
「古部屋(こべや)では、学校に残された文集などを展示。
卒業生に懐かしく思い出し、いつでも帰ってきてもらえる場所として開設する。
開校後は、4月28日にシニア向けパソコン活用セミナーを、5月中旬に中古パソコン販売会を、5月20日にVRゲームと360°カメラ体験イベントを実施するという。
「長沢集学校」の所在地は山形県最上郡舟形町長沢1072、交通はJR陸羽東線「長沢」駅より徒歩約20分、JR「新庄」駅より車で約25分(集学校前に駐車可能、新幹線・東京駅~新庄駅間は約3時間30分)。
営業時間は7時~19時。
休館日は毎週水曜日、年末年始。