【ニュース】 和硝子屋、京友禅や西陣織の着物や帯をガラスに封じ込めたガラスアート「和硝子」の展覧会を4月14日~5月14日に飛騨高山の町家で開催 岐阜県高山市
2017.04.13
和硝子屋株式会社(京都市東山区、横田満康代表)は、高山町家「惣四郎」(岐阜県高山市)で、和硝子の作品を多数展示する展覧会「和硝子の世界」を4月14日~5月14日に開催する。
「和硝子」とは、京友禅の着物や西陣織の帯そのものをガラスに封じ込めたガラスアート。
京都から発信し、名古屋城本丸御殿「孔雀の間」で開催した柿落とし展覧会には2万人以上が来場、アメリカでも好評を博している新しいアートだという。
「着物」や「帯」は、日本の伝統技術で作られた最高の美術作品。
しかし現代の日本では、着物を着る機会が少なくなっており、職人の仕事が減っているのが実情となっている。
技術の伝承が困難となる中、「和硝子」は長年受け継がれた職人の技術を伝承する方法のひとつとして誕生した。
会場となる高山町家「惣四郎」は、古民家を改修した多目的施設で、高山市景観デザイン賞を受賞した建物。
今回の展覧会は、最高の建築技術で改修された町家空間と和硝子が絶妙に掛け合わされたアート空間になるという。
なお展覧会場には一部、飛騨さしこも展示される。
展覧会「和硝子の世界」の開催日時は4月14日~5月14日の9時30分~20時。
会場は高山町家「惣四郎」(岐阜県高山市上之一町102)。
入場無料。