【ニュース】 大和リゾート、大阪市・京都市・名古屋市でシティホテル・ビジネス系ホテル5施設を2018年4月より順次新規開業、都市型ホテルを積極展開 大阪府大阪市
2017.04.11
大和ハウスグループの大和リゾート株式会社(東京都江東区、柴山良成社長)は、2018年4月より順次、大阪市・京都市・名古屋市の3都市でシティホテル1施設・ビジネス系ホテル4施設の計5ホテルを新規開業する。
同社は1973年の設立より、リゾートホテルを中心に28ホテルを運営してきた。
今後は、経営基盤の強化、多様な需要の変化、特にインバウンド需要の増加に対応、既存リゾートホテルとのシナジー効果を期待し、都市部でもホテルを展開する。
新規に開発するホテルは、これまでの都市型ホテルとは異なり、リゾートホテルの運営ノウハウを活かした新たなスタイルになるという。
計画では、年間3~4ホテルを全国の主要都市部で新規開業し、東京オリンピックが開催される2020年までに10ホテルに増やす予定としている。
なお、各ホテルの名称は現在商標登録中で、決定次第発表する予定。
シティホテルでは、リゾートホテルの運営で培ったホスピタリティマインドをベースに、従来のシティホテルの機能、サービス内容等を見直すことにより、時代の変化によって多様化するニーズに対応。
今後展開する都市型ホテルのフラグシップとなる「京都八条口」は、京都という立地特性を活かし、随所に日本の伝統的な和のテイストを取り入れたデザインとする。
7~9階は特別仕様の「クラブフロア」とし、9階「クラブラウンジ」では、専用カウンターでのコンシェルジュ・サービスとチェックイン・チェックアウト、朝食・軽食・ドリンク類の無料提供などにより、他のホテルとの差別化を図るという。
シティホテル「京都八条口」の所在地は京都市南区東九条西岩本町15、交通はJR「京都」駅八条口より徒歩3分。
延床面積は約1万2,717.30㎡。
構造・規模は鉄骨造・地上9階建(一部6階)。
客室数は271室(うちクラブフロア28室、予定)。
開業は2018年6月(予定)。
一方、ビジネス系ホテルでは、レジャー目的でも十分に寛げるよう、あえて「ビジネス系ホテル」と位置付け、都会の雑踏にありながら癒され、女性客にも喜んでもらえる、リゾート感あふれるホテルを開発する。
ホテルごとの個性を世界のリゾート地や街に求め、居ながらにして世界を感じられるデザインコンセプトにするという。
ビジネス系ホテル「大阪福島」の所在地は大阪市福島区福島六丁目
16-3他、交通はJR「大阪」駅より徒歩10分、JR「福島」駅より徒歩7分。
延床面積は約3,390.06㎡。
構造・規模は鉄骨造・地上10階建
客室数は150室(予定)。
開業は2018年4月(予定)。
デザインコンセプトは「地中海」。
ビジネス系ホテル「大阪東天満」の所在地は大阪市北区東天満二丁目23-5、交通はJR「大阪天満宮」駅より徒歩2分、大阪市営地下鉄堺筋線・谷町線「南森町」駅より徒歩3分。
延床面積は約5,249.72㎡。
構造・規模は鉄骨造・地上14階建。
客室数は223室(予定)。
開業は2018年5月(予定)。
デザインコンセプトは「アフリカ」。
ビジネス系ホテル「名古屋納屋橋」の所在地は名古屋市中区栄一丁目207-7、交通は名古屋市営地下鉄東山線・鶴舞線「伏見」駅より徒歩5分。
延床面積は約7,904.88㎡。
構造・規模は鉄骨造・地上14階建。
客室数は247室(予定)。
開業は2018年8月(予定)。
デザインコンセプトは「ニューヨーク」。
ビジネス系ホテル「名古屋伏見」の所在地は名古屋市中区栄一丁目
502-1他、交通は名古屋市営地下鉄東山線・鶴舞線「伏見」駅より徒歩1分。
延床面積は約7,582.62㎡。
構造・規模は鉄骨造・地上14階建。
客室数は233室(予定)。
開業は2019年4月(予定)。