2017.04.10
フージャースホールディングス傘下の株式会社フージャースコーポレーション（東京都千代田区、小川栄一社長）は、一般社団法人全国住宅産業協会主催の第7回優良事業表彰で、同社が手掛けた石巻市中央三丁目一番地区第一種市街地再開発事業（宮城県石巻市）の分譲マンション「石巻テラス」など2物件が「優良事業賞」を受賞したと発表した。

石巻市の市街地再開発事業第1号プロジェクトとなる「石巻テラス」は、同社グループが再開発事業の参加組合員となり、震災後のまちなか復興事業の核として、約3年間にわたる企画を経て完成した災害対応型分譲マンション。
同表彰では、東日本大震災後の被災地活性化への貢献及び安心・安全な住まいの提供が評価され、企画・開発部門で「優良事業賞」を受賞したという。


地上6階建ての同物件では、1階・2階にコンビニ・学習塾・カフェ・雑貨や仕出し弁当店舗など計8店舗と100％完備の自走式駐車場を、3階～6階に住居エリアを配置。
津波などの災害時に備えた防災倉庫の設置や、避難所として活用できるテラス・集会所を有し、住居エリアは地上から高さ約6mの人工地盤上に設けている。

「石巻テラス」の所在地は宮城県石巻市中央三丁目228番（Nウィング）・231番（Sウィング）、交通はJR仙石線「石巻」駅より徒歩約8分。
構造・規模はプレキャスト・プレストレトスコンクリート造（一部鉄筋コンクリート造）、地上6階建。
総戸数は77戸、間取りは2LDK～4LDK。