【編集部取材】 サンルート、新規ホテル「ホテルサンルート銀座」1階に多機能なイタリアンレストラン「VILLAZZA due」をオープン 東京都中央区
2015.06.15
「サンルートホテルチェーン」を展開する株式会社サンルート(東京都渋谷区、鈴木朗之社長)は、6月6日に開業した新規ホテル「ホテルサンルート銀座」1階に同日、イタリアンレストラン「VILLAZZA due」をオープンした。
同ホテルは、阿部商事株式会社(仙台市青葉区、阿部義社長)がサンルートとのフランチャイズ契約により経営・運営するもので、同レストランはサンルートによる直営レストラン。
同社直営による同業態のレストランとしては、ホテルサンルートプラザ新宿内の「VILLAZZA」に次ぐ2号店となる。
同店の坪数は29坪、席数は63席。
新宿の1号店に比べ、規模的にはこじんまりとした店舗だが、角地で両面ガラス張りの店内は明るく開放的な雰囲気で、イタリアのバールをイメージしたようなテラス席も設置している。
同店のコンセプトは、「路地裏に佇むカジュアル空間で本格イタリアンが食べられるITALIAN DINING&BAR」。
連日予約が殺到しているという新宿1号店の基本形を継承しつつも、店内の雰囲気やメニューは、よりカジュアルなスタイルとした。
朝食とランチはビュッフェスタイルで提供、午後はカフェタイムの営業も行う。
17時30分よりオープンするディナータイムでは、「新鮮野菜のバーニャカウダ」「ズワイガニとトマトクリームソース生パスタ タリアテッレ」など、同店こだわりのメニューを提供。
豊富な種類のワインを取り揃えたほか、この界隈では提供している店が少ない「生のシードル」なども提供、さらに個性的なドルチェ(デザート)も用意し、「軽く1杯」「ドルチェのみ」といった利用客も歓迎するという。
時間帯によって大きく変わる客層や、銀座ならではの多様な用途に対応する、まさに多機能な店舗という印象だ。
なお、同ホテルの客室は165室。
開業間もないため、母数は少ないものの、約3割から4割の宿泊客は同店で朝食を提供する「朝食付きプラン」を予約しているという。
提供する朝食は、イタリアンのビュッフェスタイルを基本としつつも、和食惣菜も17品揃えるなど、「ビジネスホテル仕様」とした。
宿泊客専用ではなく、食事のみの利用も可能としている。
全国チェーンのホテルが直営する、多機能なイタリアンレストラン。
今後の出店展開が注目されるところだろう。
「VILLAZZA due」の所在地は東京都中央区銀座1-15-11ホテルサンルート銀座1階、交通は東京メトロ有楽町線「銀座一丁目」駅10番出口より徒歩2分など。
営業時間は朝食が7時~11時、ランチが11時30分~15時、カフェが
14時~17時、ディナーが17時30分~23時。