【ニュース】 街ing本郷、学生限定で地域活動に参加しながら大学近くの空き部屋に安く住む「書生」を募集、2月19日に報告会と発表会を開催 東京都文京区

2017.02.16
NPO法人 街ing本郷(まっちんぐほんごう、東京都文京区、長谷川大代表)は、学生を対象に、地域活動に参加しながら大学近くの空き部屋に安く住むことができる企画「本郷書生生活」を実施、2017年の「書生」を募集する。
あわせて、「本郷書生生活」についての報告会と発表会を2月19日に開催する。

かつての本郷は「書生」の街。
明治の頃から学生は本郷で下宿し、地域の中で共同生活を送りながら通学していたが、現在の本郷は家賃が高く、学生が生活するにはハードルが高い街となっている。
一方で、本郷界隈では空き部屋が増加しているという。
同法人では、家賃が高く大学の近くに住めない学生に、安く部屋を貸して経済的負担を減らすと同時に、多方面の街づくり活動に参加してもらい、街の活性化を図っている。

2011年からスタートした「本郷書生生活」では、大学生から大学院生まで、これまでに男女合わせて13名の書生が誕生した。
2017年からは対象物件を増やし、2月15日現在、「本郷3丁目」駅より徒歩2分の家賃3万8,000円の部屋(東京都文京区)が利用可能で、新「書生」を募集している。

書生による地域活動の例は、町会の夏祭りの手伝い、花壇の掃除、本郷地域のブランディング事業への参加、小学生へ夏休みセミナー開講など。

2月19日に開催する報告会と発表会では、これまでに取り組んできた実例の発表やパネルディスカッション、交流会を通じ、実際に「書生」として暮らした学生の声を聞くことができるという。

「本郷書生生活 報告会&交流会」の開催日時は2月19日の14時~
16時。
会場はホテル機山館1階レストラン(東京都文京区本郷4-37-20)。
参加費は無料、定員は40名。
参加申し込みは街ing本郷まで。