【ニュース】 近畿大学工学部、第6回茅葺きフォーラムに参加、学生らが修繕した「豊栄の民家」の見学会を実施 広島県東広島市

2015.05.21
近畿大学工学部(広島県東広島市)建築学科の市川尚紀准教授と環境設計研究室の学生5人は、6月6日・7日に東広島市で開催される第6回茅葺きフォーラム「藝州茅葺き(げいしゅうかやぶき)の技と風景」に参加する。
当日は、学生らが6年間取り組んできた「古民家再生プロジェクト」の成果である「豊栄(とよさか)の民家(みんか)」の見学会を実施。
なお市川准教授は、セッションにも話し手として参加する。
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市川尚紀准教授の環境設計研究室では、2009年度から、地域に残る貴重な茅葺き民家の再生と「藝州流」の技術継承を目的に、学生とともに「古民家再生プロジェクト」に取り組んできた。
学生たちはこれまで、NPO法人西中国茅葺き民家保存研究会の協力の下、今回のフォーラムのセッションにも参加する藝州流茅葺き職人の石井元春氏や沖本太一氏の指導を受け、茅の刈り取り、屋根の葺き替え作業や内装の改修、インテリアの制作を行ってきたという。
第6回茅葺きフォーラム「藝州茅葺き(げいしゅうかやぶき)の技と風景」の日程は6月6日のフォーラムが13時30分~18時、6月7日の見学会が9時~15時30分(「豊栄の民家」展示は13時30分~14時30分)。
会場は6日が東広島市市民文化センターアザレアホール(東広島市西条西本町28-6)、7日が「豊栄の民家」(東広島市豊栄町能良1423)他。
一般の参加可、定員はフォーラム260人・見学会80人。
入場料金はフォーラムが一般・学生入場無料(資料は別途2,000円必要)、見学会は半日コースが3,000円、1日コースが4,000円(昼食代含む)。
問い合わせは一般社団法人日本茅葺き文化協会事務局まで。