【ニュース】 阿智村とJTB中部、観光に関する連携協定を締結、JTB中部と自治体の連携協定は初 長野県阿智村

2015.04.16
長野県阿智村(熊谷秀樹村長)と株式会社JTB中部(名古屋市中村区、松本博社長)は4月15日、観光に関する連携協定を締結した。
阿智村は長野県の南端にあり、温泉やスキー場で知られる、山間の静かな村。
環境省が実施している全国星空継続観測で、「星が最も輝いて見える場所」の第1位(2006年)に認定された、日本一の星空の里だという。
今回の協定では、継続的な観光活性化や環境保護活動などを行い、スタービレッジ(星の村)としての魅力的な観光まちづくり、地域ブランドの構築を目指すとしている。


一方JTB中部は、地域に眠る観光資源を活かして新たな交流を創造する「地域交流事業」に取り組んでおり、2012年に阿智村と共同開発した「スタービレッジ阿智・日本一の星空ナイトツアー」には、全国各地から5万人以上(2012~2014年累計)の観光客が訪れた。
また、村内で使える地域通貨「スターコイン」や、ご当地検定「スターマイスター検定」など阿智村の星空をテーマに様々な事業展開を両者共同で取り組んでいる。
今回の協定での連携事項は、「魅力ある観光地づくり」「観光を通じた阿智村のブランド力の向上」「観光による地域経済活性化」「環境保護」「その他、地域社会の活性化・住民サービスの向上」の5つ。
なお、JTB中部と地方自治体の連携協定締結は、今回が初となる。