【ニュース】 九戸政実プロジェクト突撃隊、豊臣秀吉に喧嘩を売った北奥羽の武将・九戸政実を紹介したガイドブックを作成 岩手県二戸市
2015.03.26
九戸政実プロジェクト突撃隊(事務局:岩手県県北広域振興局二戸地域振興センター)はこのほど、戦国末期に、豊臣秀吉の軍勢6万5,000をわずか5,000で迎え撃った北奥羽の武将・九戸政実を紹介したガイドブック「九戸政実ゆかりの地を巡る ―九戸政実ガイドブック―」を作成した。
九戸政実ゆかりの地・岩手県二戸地域では、2014年10月に市民総参加で「九戸政実市民文士劇」を開催するなど、九戸政実をテーマとしたイベント等で盛り上がっているという。
同ガイドブックは、九戸政実の波乱の生涯と「九戸城跡」「政実公首塚」をはじめとしたゆかりの地の紹介を一冊にまとめたもの。
同ガイドブックには、「九戸城の食生活」や「九戸城の戦いは何日あったか?」などのコラムや、九戸政実に関するエピソードをふんだんに盛り込んだほか、主要場面には高橋克彦氏の小説「天を衝く」の一節も挿入した。
討伐軍侵攻図・九戸城俯瞰図・九戸城包囲図などのイラストや、九戸城を取り囲む討伐軍の布陣状況のパノラマ写真を掲載するなど、臨場感あふれる内容になっているという。
また、ゆかりの地を一人でも巡れるよう、各スポットにはバス停などの目印入りのアクセスマップを掲載した。
「九戸政実ゆかりの地を巡る ―九戸政実ガイドブック―」の規格・発行部数はA5判・32頁・カラー印刷、印刷部数5,000部。
博物館・資料館、図書館、観光施設、宿泊施設などに配架するほか、ホームページ上でも公開している。