【ニュース】 堺市、堺の歴史・文化の魅力を発信する文化観光施設「さかい利晶の杜(りしょうのもり)」を3月20日にオープン、オープン記念の茶会を開催 大阪府堺市

2015.03.16
堺市は、堺が生んだ茶の湯の大成者「千利休」と、日本近代文学を切り拓いた歌人「与謝野晶子」の生涯や人物像などを通じ、堺の歴史・文化の魅力を発信する文化観光施設「さかい利晶の杜(りしょうのもり)」を3月20日正午にオープンする。
同施設は、千利休茶の湯館・茶の湯体験施設・与謝野晶子記念館・観光案内展示室(各画像有)で構成する施設。
千利休茶の湯館では、千利休作で唯一現存する茶室である国宝「待庵」の創建当初の姿を復元した「さかい待庵」などが見学でき、茶の湯体験施設では、裏千家大宗匠や三千家家元が命名した本格的な茶室や茶庭で千利休によって大成された「茶の湯」を体感することができるという。
敷地内には「利休懐石」などの限定メニューを提供する和食レストラン「湯葉と豆腐の店 梅の花」や、緑側席を備えた和の要素を感じられる「スターバックスコーヒー」、大型バスの駐車場も完備した。
なお同施設ではオープンを記念し、茶道三千家協力のもと、開設記念茶会と茶室披き茶会を開催する。
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「さかい利晶の杜」開設記念茶会の開催日時は3月20日の14時30分~16時30分。
会場は茶室「西江軒(せいこうけん)」、「風露軒(ふうろけん)」。
定員は先着順100名に達し次第終了、呈茶券500円は当日13時から特設ブースで販売する。
茶室披き茶会は、「西江軒(せいこうけん)」茶室披き茶会の開催日時が3月29日の11時15分~17時、定員先着順180名、呈茶券500円。
「風露軒(ふうろけん)」茶室披き茶会の開催日時は4月12日の11時15分~17時、定員は先着順180名、呈茶券500円。
「得知軒(とくちけん)」茶室披き茶会の開催日時は4月26日の11時15分~17時、定員は先着順100名、呈茶券500円。
各日とも定員に達し次第終了、呈茶券は当日10時から特設ブースで販売する。
なお堺市内では、同施設などを巡る観光周遊バス「堺まち旅ループ」が土日祝休日に運行されるほか、「堺おもてなしチケット」では各種特典付きの阪堺電車及び南海バスが一日乗り放題となる。
さらに、平成28年3月31日までは、キャンペーン「堺ミュージアムぐる得9」対象施設の観覧料割引などの特典があるという。
問い合わせは堺市文化観光局観光部観光企画課まで。