【ニュース】 リコージャパン、坂井市・地元金融機関と「地方創生に係る包括的連携に関する協定」を締結、オフィス領域で培った課題解決力で地方創生 福井県坂井市
2016.10.06
リコージャパン株式会社(東京都港区、松石秀隆社長)は10月5日、福井県坂井市(坂本憲男市長)・株式会社福井銀行(福井県福井市、林正博頭取)・福井信用金庫(福井県福井市、箕輪進一会長)と「地方創生に係る包括的連携に関する協定」を締結したと発表した。
リコージャパンが地方創生に関する包括的な連携協定を自治体と締結したのは、奈良県葛城市、宮崎県宮崎市に続き3件目。
自治体と複数の事業者による連携協定は今回が初めてとなる。
オフィス領域で培った課題解決力をもとに、産官学金労言の連携・協力強化により、地方創生・地域活性化に取り組んでいくとしている。
協定項目は、「移住・定住の促進」「少子化・高齢化対策」「女性の活躍促進」「経済・観光の活性化」「Uターン促進と地域産業の人材確保」「その他」の6項目。
「移住・定住の促進」では、全国シティプロモーションサミットへの協力
(ブース出展等)などによるシティセールスを強化する。
「少子化・高齢化対策」では、市営住宅・空き家等の有効活用に向けた取組支援、地域医療体制の充実と在宅介護支援などを推進。
「女性の活躍促進」では、女性起業家の育成・事業計画策定支援などを実施する。
「経済・観光の活性化」では、事業者・後継者の育成支援、地域産業・地域企業の支援や起業支援、企業誘致の推進など、産業構造の高度化と雇用機会の拡大を図る。
また、農林水産業の6次産業化の推進、農林水産物のブランド化による販路開拓支援なども実施。
観光振興にも積極的に取組み、三国湊町家再生プロジェクトなど観光地のブランド化に向けた取組みを支援する。
「Uターン促進と地域産業の人材確保」では、地域の高校生や家族に対し、地元の産業や企業を知るセミナーの企画やイベント実施の支援を行い、地元企業の魅力を発信。
同活動に賛同する地元企業のデータベースを充実し、PTA・学校・企業が連携する組織的な活動に向けてバックアップする。