【ニュース】 三菱地所レジデンス、仙台市「梅田町復興公営住宅」の建物を竣工、仙台市に引き渡し 宮城県仙台市
2015.03.13
三菱地所レジデンス株式会社(東京都千代田区、小野真路社長)は3月11日、仙台市「梅田町復興公営住宅」(総戸数66戸)の建物を竣工、仙台市に引き渡したと発表した。
仙台市では、自力での住宅再建が困難な被災者が低廉な家賃で入居できる復興公営住宅の整備を進めており、同市が直接住宅を整備する事業のほか、民間企業等が有する土地や技術力を活用し、公募により選考した物件を同市が買い取る事業も行っている。
今回の同物件は、16事業ある仙台市復興公営住宅公募買取事業では2棟目、仙台市青葉区では1棟目の竣工・引き渡しとなる。
同物件では、防災力・省エネルギー・低炭素化に配慮する建物とするだけでなく、入居者のコミュニティと周辺地域の既存コミュニティの円滑な融合を図るため、周辺住民とともに利用ができる集会所を1階に配置。
集会所へのアプローチは、住居へのアプローチと分けることで周辺住民も利用しやすい計画とした。
また、1階と6階には防災倉庫を設置、災害時の仮設トイレとして使用できるマンホールトイレや、炊き出しを行えるかまどベンチなどを備えたという。
「梅田町復興公営住宅」の所在地は仙台市青葉区梅田町1-20(住居表示)、交通はJR仙山線「東照宮」駅より徒歩8分、地下鉄南北線「北四番丁」駅より徒歩18分。
敷地面積は2,129.23㎡、延床面積は4,697.23㎡。
構造・規模は鉄筋コンクリート造・地上10階建。
総戸数は66戸、間取りは2K・3K・4K・4DK・車椅子対応住戸(2DK)、面積帯は35.72㎡~75.20㎡。