【ニュース】 東急不動産とまちライブラリー、「もりのみやキューズモールBASE」内に設置する市民参加型コミュニティ・ライブラリーの詳細を発表 大阪府大阪市

2015.03.12
東急不動産株式会社(東京都渋谷区、三枝利行社長)と一般社団法人まちライブラリー(大阪市中央区、礒井純充代表)はこのほど、4月27日にオープンする商業施設「もりのみやキューズモールBASE」(大阪市中央区)内に設置する、交流が生まれる市民参加型コミュニティ・ライブラリー「まちライブラリー@もりのみやキューズモール」の詳細を発表した。
「まちライブラリー@もりのみやキューズモール」は、ライブラリーにカフェ、FM局のサテライトブース、キッズスペースを併設する、全く新しいスタイルのコミュニティ・ライブラリー。
全5回、延べ260名の人々が参加した「サポーター会議」を通じ、企画や運営方法を検討してきたという。
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施設の全体デザインは、大阪を中心に活動するクリエイティブユニット「graf(グラフ)」が担当した。
ライブラリーとは異なるいくつもの機能を複合し、「Perch(パーチ)~みんなの“止まり木”」というコンセプトのもと、交流が生まれる憩いの空間を演出する。
ライブラリーの蔵書は、ゼロ冊からスタートし、全ての世代が楽しめる本の寄贈を受け付ける。
開館に先立ち、4月25日にはイベント「植本祭」を実施するなど、サポーターも協力して蔵書を集めるという。
カフェ部分は、大阪でカフェを併設した本と雑貨の店3店舗(心斎橋・梅田・あべの)を展開する「STANDARD BOOKSTORE(スタンダードブックストア)」が運営。
ドリンクや手作りの軽食を提供するほか、ジャンル問わず、様々なゲストを招き、利用者との架け橋となるイベントを書店の実績を活かして開催する。
また、FM802が運営するラジオ局「FM COCOLO(エフエム ココロ)」がサテライトブースを導入。
「WHOLE EARTH STATION」をステーションキャッチコピーに、生放送番組を毎週予定しているほか、音楽に限らず、ライブラリーイベントの公開放送や地域情報の発信を定期的に行なう。
さらに、子どもたちや保護者が靴を脱いでくつろげるキッズスペースも設置。
スペースの本棚には、絵本や児童書、子育てに役立つ本などを揃え、読み聞かせや子育て世代の情報交換を目的としたイベントを開催する。
「まちライブラリー@もりのみやキューズモール」の営業時間は全体が10時~21時、ライブラリーの受付カウンター対応は平日が11時~20時・土日祝日が11時~19時、定休日は火曜日。
利用料は無料、カフェでの飲食は有料、初回貸出時は会員カード発行手数料が別途必要。