2015.03.11
株式会社グローバルエージェンツ（東京都渋谷区、山崎剛代表）はこのほど、安田不動産株式会社（東京都千代田区、柳原香積社長）と共同で、神戸市中央区で新築14階建のソーシャルアパートメントを2015年秋に竣工すると発表した。
同物件は、安田不動産が所有し、同社神戸支店（現・関西支店）が入居していたオフィスビルを鉄筋コンクリート造14階建の賃貸マンションに建て替えるもの。
賃貸マンションではなく、住人同士の交流を目的としたソーシャルアパートメントとして開発、ソーシャルアパートメントとしては関西では初の新築プロジェクトとなる。

ソーシャルアパートメントとは、賃貸マンション内にラグジュアリーなラウンジを設置することで、住人間の自発的なコミュニティ形成を促進させる仕組みを持った新しい共同住宅。
従来型のワンルームマンションとは異なり、また昨今同じく注目を集めているシェアハウスとも異なる新しい居住スタイルで、東京都からも助成金対象事業に認定されるなど、近隣付き合いの希薄化した社会で注目を集めているという。
グローバルエージェンツはこれまで、首都圏中心に隣人交流型賃貸住宅「ソーシャルアパートメント」32棟約1,600戸を展開してきた。
今回の同物件では、「ミュージック×ライフ」をテーマにしたラウンジ・防音スタジオと防音AVルームを設置。
専有部は1K（25㎡）~1LDK（36㎡）の充実した間取りを設定した。
主なターゲット層には、会社以外の新しい交流を広げたいビジネスパーソンなど、20代～40代程度の社会人を想定している。
物件所在地は神戸市中央区中山手通4丁目3-5、交通はJR 「元町」駅より徒歩7分など。
建物は鉄筋コンクリート造14階建、世帯数は84戸。
間取りは1K（72戸）・1LDK（12戸）、専有面積は25.18㎡～36.38㎡。
予定賃料は7万円台~10万円台（最多価格帯8万円台）。
竣工は2015年10月（予定）。