【ニュース】 百戦錬磨、阪急不動産と業務提携、公認民泊で阪急阪神沿線の空家問題をサポート 大阪府大阪市

2016.09.16
株式会社百戦錬磨(宮城県仙台市、上山康博社長)は、阪急不動産株式会社(大阪市北区、諸冨隆一社長)と業務提携し、9月16日より主に阪急阪神沿線の空家オーナーに対し、民泊による利活用をサポートする取り組みを開始する。

今回の業務提携は、阪急不動産の新サービス「阪急の空家サポート」の一環。
阪急不動産の持つネットワークと、法令を遵守した民泊プラットフォームを展開する百戦錬磨が連携することで、公認民泊の普及による地域活性化を目指す。

百戦錬磨子会社のとまれる株式会社(東京都千代田区、三口聡之介代表)は、都市部から田舎まで日本全国の「生活体験」を宿泊でかなえる民泊プラットフォーム「STAY JAPAN」を運営。
近年、日本での人口減少と少子高齢化の進展により「空家」の増加が社会問題化している中、空家などの遊休不動産活用法の一つとして、民泊などの住宅シェアリング事業が注目されているという。

一方、阪急不動産の新サービス「阪急の空家サポート」では、主に阪急阪神沿線の空家に関する相談窓口を新たに設置し、空家の管理から売却・賃貸管理・リフォームなど、空家オーナーのニーズをワンストップでサポートする。

百戦錬磨は今年4月、阪急電鉄株式会社(大阪府池田市、中川喜博社長)を含む4社が共同出資した「SI創業応援ファンド投資事業有限責任組合」からの資金調達を行っており、今回の業務提携はその具体的な提携施策として実現したもの。
百戦錬磨では、大阪をはじめとする関西圏を重要市場の一つと位置づけており、今後関西圏でのサービス展開を加速する。