【ニュース】 京阪電気鉄道、2017年度上期導入予定の座席指定特急車両の名称とデザインを決定、京阪特急の次代を拓く新サービスを提供 大阪府大阪市
2016.09.02
京阪ホールディングス株式会社(大阪市中央区、加藤好文社長)傘下の京阪電気鉄道株式会社は、2017年度上期を目指し導入を進めている座席指定の特急車両の名称とデザインを決定した。
京阪ホールディングスでは、京阪グループ中期経営計画「創生果敢」
(2015~2017年度)で、「鉄道復権」に向け、間断なき鉄道活性化施策の推進を経営基盤の強化のひとつとして掲げている。
同取り組みもその一環。
名称は、大阪~京都の通勤や観光のあらゆるシーンで「ちょっとしたぜいたく感」を味わってもらいたいという思いから「プレミアムカー」に決定。
これに伴い、京阪特急の伝統的なシンボルマークである鳩マークとプレミアムカーのグレード感を表す三つ星を組み合わせ、プレミアムな車両と旅客サービスを表現したエンブレムを作成、「プレミアムカー」の外観や内装などにあしらう。
外観デザインは、雅やかな京都への旅を想起させる京阪特急のカラーイメージはそのままに、特別車両の乗降口としての存在感をより際立たせる金色を扉周りに配色。
また、京阪電車では初となる1扉車へと改造し、金色の扉をより特別なものとして位置づける。
内装は、漆黒色とやわらかな生成り色を基調とした落ち着きある空間に、金色をアクセントカラーとして配した。
シートは、快適性とパーソナル空間の演出にこだわり、オリジナルのリクライニングシートを新たに導入。
利用客がそれぞれに快適に過ごせるように、2+1の3列でゆったり配置する。
通勤利用客にも観光利用客にも「確実に座れる、プ レミアムなひととき」を過ごしてもらうことにより、電車に乗ること自体が「楽しい・うれしい・ ここちよい」時間・空間となるよう、サービスを提供していくとしている。