【ニュース】 東武鉄道、東武日光駅で「手ぶら観光サービス」の試験運用を9月に実施、手荷物を駅で預かり宿泊施設へ配送 栃木県日光市

2016.08.24
東武鉄道株式会社(東京都墨田区、根津嘉澄社長)は、東武日光線「東武日光」駅で、「手ぶら観光サービス」の試験運用を9月に実施する。
増加する訪日外国人観光客を中心に、更なるサービス拡充を図るのが狙い。

同サービスは、「東武日光」駅で利用客の手荷物を預かり、同駅周辺のほか中禅寺湖・湯元温泉・鬼怒川温泉・川治温泉周辺など、利用客が滞在する各宿泊施設へ手荷物を即日配送するというもの。
これにより、大きな手荷物を持って移動する煩わしさが軽減され、より広いエリアを身軽に観光できるとしている。

東武日光駅「手ぶら観光サービス」試験運用の実施場所は東武日光線「東武日光」駅構内1階受付カウンター。
実施日は9月の金・土・日・祝日(計15日間)。
受付時間は8時30分~12時30分。
なお、東武日光駅構内観光案内所では、従来から東武日光駅周辺エリアの宿泊施設にのみ手荷物配送を実施しており、同試験運用実施日以外については、同案内所が対応する。

また同サービスは、受付窓口での英語対応などの認定条件を満たし、訪日外国人観光客にも対応した「手ぶら観光」カウンターとして、国土交通省からも認定を受けているという。
同社では、今回の試験運用の利用状況を踏まえ、「手ぶら観光」に関する今後のサービス体制を検討していくとしている。