【ニュース】 神戸デジタル・ラボなど、白馬村で人工知能とスマートフォンアプリによる「観光客の動線分析」の実証実験を開始、観光客が立ち寄る地点を予測 長野県白馬村

2016.08.22
株式会社神戸デジタル・ラボ(神戸市中央区、永吉一郎代表)・PFUビジネスフォアランナー株式会社(石川県かほく市、神丸研一代表)・長野県白馬村観光局の3者は、人工知能にとスマートフォンアプリによる「観光客の動線分析」の実証実験を8月19日~10月31日に白馬村で実施する。

同実証実験では、神戸デジタル・ラボが開発している人工知能と、PFUビジネスフォアランナーが提供するスマートフォン向けの写真アルバムアプリ「Coislu」を使用。
8月19日~10月31日までの期間限定で、観光客が訪れた地点の情報分析を実施する。

今回の実証実験では、スマートフォンアプリを使用した観光客の位置情報を元に、人工知能による予測分析エンジンを使用し、観光客のニーズをヒートマップ分析するとともに、観光客が求めるコンテンツを予測、観光施策の改善や検討を支援できることを検証する。

神戸デジタル・ラボで開発している人工知能は、ある地点にいる人が、次にどこに移動するかを予測するもの。
京都大学の新熊亮一准教授が発案した「関係性技術」等の最先端技術を応用した。

また、使用する観光客の位置情報は、スマートフォンで撮影された写真に付与される位置情報をユーザの動線を分析するために利用する。
利用にあたっては、個人が特定できない形式に変更するという。