【ニュース】 三菱地所レジデンス、関西圏初の「いきもの共生事業所認証(ABINC認証・集合住宅版)」を取得した「ザ・パークハウス宝塚」でモデルルームをグランドオープン 兵庫県宝塚市

2016.08.19
三菱地所レジデンス株式会社(東京都千代田区、小野真路社長)は、関西圏で初めて「いきもの共生事業所認証(ABINC認証・集合住宅版)」を取得した新築分譲マンション「ザ・パークハウス宝塚」(兵庫県宝塚市)のモデルルームを8月20日にグランドオープンする。

一般社団法人いきもの共生事業推進協議会(中静透代表理事)による同認証制度は、これまで評価することが難しかった、土地利用における生物多様性保全の取り組みの成果を認証する制度。
生物多様性に配慮した土地利用を促進することを目的とし、2013年度にオフィスビルと商業施設を対象として開始、2014年度に集合住宅と工場等まで対象が拡げられた。
集合住宅版は、これまで13物件が認証を取得しているが、三菱地所グループではそのうち9物件に関わっている。
20160819ザ・パークハウス宝塚

同物件での生物多様性保全の取り組みのうち、植栽計画では、樹木や草本の半数以上を在来種で構成し、六甲山系や南側に面する武庫川など周辺の自然と調和する樹種を選定。
兵庫県版レッドリスト掲載のミツデカエデやノシラン等、地域の希少種を残してエコロジカルネットワークを形成する。
兵庫県版レッドリストとは、絶滅の危機にある貴重な野生動植物等を保全し、生物多様性を確保するために作成されたデータブックを分野毎にリスト化したもの。

また、日々の生活の中で植物と触れ合うことを考慮し、できる限り化学薬品や化学肥料を使わずに自然素材を用いた管理方法を採用した。

同社では今後も、物件規模・敷地面積の大小に関わらず、全ての「ザ・パークハウス」で生物多様性保全に配慮した植栽計画を行うことで、周辺の緑地や街の緑をつなぎ、植物や生物の中継地としての役割を果たす緑化空間を創出し、各エリアにてエコロジカルネットワークが形成されることを目指すとしている。

「ザ・パークハウス宝塚」の所在地は兵庫県宝塚市栄町3丁目61番1の一部(地番)、交通は阪急宝塚線・今津線「宝塚」駅より徒歩6分、JR宝塚線「宝塚」駅より徒歩7分。
総戸数は164戸。
構造・規模は鉄筋コンクリート造・地上15階地下1階建。
敷地面積は3,082.83㎡。
専有面積は60.47㎡~90.11㎡、間取りは2LDK~4LDK。
竣工は2018年1月中旬(予定)。

問い合わせは、「ザ・パークハウス宝塚」レジデンスギャラリーまで。