【ニュース】 アパグループ、定期借地による「アパホテル福島駅前」の開発計画を発表、平成28年6月に開業予定 福島県福島市
2015.01.30
総合都市開発のアパグループ(東京都港区、元谷外志雄代表)は1月29日、福島駅前でのアパホテル開発計画を発表した。
同計画は、アパホーム株式会社(石川県金沢市、元谷外志雄代表)が土地所有者である日本通運株式会社から定期借地により事業用地を賃借しホテルを建設、施設竣工後は、アパホテル株式会社(東京都港区、元谷芙美子代表)がこれを賃借し、ホテル運営を行うというもの。
賃貸借期間は平成27年6月1日開始の32年間。
同グループでは、昨今の地価や建築コストの上昇を鑑み、土地建物の所有にこだわる経営から、土地は定期借地で借り受け、建物を自社で建設する「脱・土地戦略」を展開。
既に開示している「アパホテル半蔵門 平河町」(東京都千代田区・全231室)、「アパホテル巣鴨駅前」(東京都豊島区・全512室・平成28年7月開業予定)などに続き、4棟目の脱・土地戦略プロジェクトとなる。
今回の同案件地は、東北新幹線・山形新幹線・JR東北本線・奥羽本線「福島」駅より徒歩2分の立地。
福島県内でのアパホテルは、「アパホテル郡山駅前」(福島県郡山市・全76室)に続く2棟目となる。
用地の所在地は福島県福島市太田町176、1番4他(地番)。公簿面積は1,171.45㎡、権利の種類は定期借地権。
ホテル名(仮称)は「アパホテル福島駅前」、規模は11階建、延床面積は約4,700㎡、客室数は272室。
平成28年6月の開業を目指す。