【ニュース】 新庄市、同市ゆかりの漫画家による広報紙表紙イラストリレー企画を始動、新庄まつりのユネスコ無形文化遺産登録を応援 山形県新庄市

2016.07.13
新庄市は、新庄まつりのユネスコ無形文化遺産登録応援企画として、同市ゆかりの漫画家5人が、毎月リレー方式で、同市広報紙「広報しんじょう」の表紙に「新庄まつり応援イラスト」を掲載する。
同応援企画は、伝統文化の「まつり」を、同じく日本を代表するクールジャパン文化の「漫画」と掛けあわせて実施するもの。

新庄市では、毎年8月24日~26日にかけて「新庄まつり」が開催され
る。
この新庄まつりを含む日本の山・鉾・屋台行事(全国33件)が現在、ユネスコ無形文化遺産の候補として国連教育科学文化機関(ユネスコ)に一括提案されており、11月28日~12月2日にエチオピアで開催されるユネスコ政府間委員会で審議が行われる予定。
登録されると、山形県内初、県内唯一のユネスコ無形文化遺産となる。
20160713新庄市

実施期間は、広報しんじょう7月号(7月11日発行)~11月号(11月9日発行)までの5号分。
参加漫画家は、新庄市出身の阿部ゆたか氏・冨樫義博氏・岡田理知氏・安彦麻理絵氏、東京都出身・新庄市で出生の羽海野チカ氏。

7月号(7月11日発行)の担当は阿部ゆたか氏。
小学生版や劇場版の「名探偵コナン」の作画などを手がけるほか、漫画専門校の講師を務めるなど多彩な経歴をもつ、代表作は「ドラゴンクエスト 精霊ルビス伝説」。

8月号(8月9日発行予定)の担当は冨樫義博氏。
週刊少年ジャンプ(集英社)「HUNTER×HUNTER」を連載中、代表作は「幽☆遊☆白書」など。
同企画には、描き下ろしイラストで参加予定。

9月号(9月9日発行予定)の担当は岡田理知氏。
代表作「本家のヨメ」は、集英社より全20巻発刊され、2001年に日本テレビ系列で実写ドラマ化。日本のほか、アジア圏でも放映され、台湾などで大ヒットドラマになったという。
同企画には、描き下ろしイラストで参加予定。

10月号(10月11日発行予定)の担当は安彦麻理絵氏。
代表作は「コンナオトナノオンナノコ」。
同企画には描き下ろしイラストで参加予定。

11月号(11月9日発行予定)の担当は羽海野チカ氏。
両親が山形県最上郡内出身(母親が新庄市出身)のため、新庄市で出生。
ヤングアニマル(白泉社)で「3月のライオン」を連載中、代表作は「ハチミツとクローバー」など。
同企画には「3月のライオン」の単行本表紙イラストで参加予定。

詳細は、7月11日に発行した「広報しんじょう7月号」参照。