【ニュース】 岐阜県、「GIFU・バリアフリー観光プロジェクト」を今年度よりスタート、キックオフイベントを大垣市で7月14日に開催 岐阜県大垣市
2016.07.12
岐阜県は、「GIFU・バリアフリー観光プロジェクト」を今年度よりスタートする。
誰もが安心して県内を旅行できる仕組みを構築し、新たな観光需要の創出による観光消費額の増加を図るのが目的。
同プロジェクトは、特定非営利活動法人バーチャルメディア工房ぎふ
(岐阜県大垣市、上村數洋理事長)と連携し、障がいを持った人に県内観光地のバリアフリー状況調査や、観光ガイドブック・ホームページなどのコンテンツ制作に参画してもらい、障がい者目線による観光情報を発信するというもの。
将来的には、障がい者が県内を訪れる際のバリアフリー観光情報を提供するサポートセンターとしての機能を持つ拠点の構築を目指す。
同県では、同プロジェクトのキックオフイベントとして、県内観光地のバリアフリー状況調査に向けた研修会と、バリアフリー観光をテーマにしたグループワークを7月14日に開催。
バリアフリー観光に積極的に取り組んでいる石川県の先進事例紹介などを実施する。
研修会・グループワークの開催日時は7月14日の14時~17時。
会場はソフトピアジャパンドリーム・コア2階メッセ(岐阜県大垣市加賀野4丁目1番地7)。
参加者は県内観光地のバリアフリー状況調査を行う調査員20人程度。
実施内容は、事業内容説明、先進事例紹介(講師:特定非営利活動法人石川バリアフリーツアーセンター理事長・坂井さゆり氏)、バリアフリー観光研修会、グループワーク。
なお、今回の事業で調査やコンテンツ制作を行う県内の観光施設(予
定)は、県内の入込客数の多い観光地、積極的にバリアフリーに取り組んでいる施設などとしている。