【ニュース】 共立メンテナンス、ホテルドーミーインの工期を40%程度短縮させるユニット工法を採用、ロードサイド展開を視野に新棟開発がさらに加速 宮城県仙台市

2016.07.11
株式会社共立メンテナンス(東京都千代田区、石塚晴久会長)は、仙台港背後地に「ドーミーインEXPRESS仙台シーサイド(仮称)」(仙台市宮城野区)を自社所有物件として開業する。
着工予定は2016年9月、竣工予定は2017年6月。

既存のドーミーインは、ビジネス・レジャーユーズに幅広く対応できるよう駅からのアクセスを重視して出店してきたが、同物件の立地は仙台東部道路や国道45号線に近いことからロードサイド型ホテルとして展開。
昨今商業施設の進出が相次ぐ仙台港周辺地区の滞在型観光需要喚起を図る。
ドーミーイン初の郊外型ホテルとして、仙台港周辺の更なる発展に貢献するとしている。
20160711ドーミーイン

同ホテルでは、短納期と高品質を合一させる建築工法として「ユニット工法」(SSUT(サット)工法)をドーミーインチェーンとして初めて採用。
同建築工法は、工場で制作したユニット構造体を現地に運搬し、それらを組み上げて建設する工法で、RC造であれば約14か月かかる工期を約40%短縮し、約8か月での竣工が可能となるという。
設計・施工は株式会社橋本店(仙台市青葉区、佐々木宏明社長)。

「ドーミーインEXPRESS仙台シーサイド(仮称)」の所在地は仙台市宮城野区中野3-4-9。
施設延べ床面積は6,687㎡。
着工予定は2016年9月、竣工予定は2017年6月。
ホテル棟は、客室数193室。
温浴施設棟は鉄骨造2階建て、大浴場・露天風呂・レストラン・宴会場・マッサージ室。