【ニュース】 訪日旅行事業のフリープラス、インバウンド特化型ホテルの第1号店を着工、2017年4月に開業予定 大阪府大阪市

2016.07.05
訪日旅行事業を手掛ける株式会社フリープラス(大阪市北区、須田健太郎社長)は、訪日外国人旅行者を対象としたインバウンド特化型ホテルの第1号店「FP HOTELS Shin-Imamiya(仮称)」を大阪市西成区で着工、ホテル事業に参入する。
開業は2017年4月の予定。

同社は2010年10月より訪日旅行事業に参入。
5年8ヶ月で23カ国から25万人以上の訪日外国人旅行者を取り扱い、2016年3月期では約13万人の訪日外国人旅行者に23万泊以上の宿泊施設を提供している。
同社は今回着工した同ホテルを皮切りに、今後5年間で大阪や東京を中心に10棟のホテルを展開する計画で、インバウンド特化型ホテルで
FREEPLUSブランドの確立を目指す。
20160705フリープラス

ホテル業界では現在、訪日外国人旅行者の増加を背景に、大阪や東京といった都市部で宿泊施設の客室稼働率が上昇傾向にあり、予約が取りにくい状況。
しかも、主に団体の外国人旅行者は、立地やコスト面から日本人が出張等で利用するビジネスホテルに宿泊しているのが実態で、日本人出張者をターゲットとしてきたビジネスホテルでは、旅行を目的とした訪日外国人旅行者のニーズを満たしていないという。

同社では、訪日外国人旅行者の取り扱い実績と経験から得たノウハウを活かし、一から新築のホテルの仕様を設計、開業後の運営まで携わることで、団体の訪日外国人旅行者のニーズを満たすホテルを提供するとしている。

また、同社が運営するホテルはインバウンド特化型ホテルとし、外国人旅行者を対象とするため、従来のビジネスホテルで旅行を目的とした訪日外国人旅行者とビジネスを目的とした日本人出張者との間で起こっていた問題も発生しないという。

「FP HOTELS Shin-Imamiya(仮称)」の所在地は大阪市西成区萩ノ茶屋1丁目。
敷地面積は440.46㎡、延床面積は2,805.95㎡。
建物は地上9階建、客室数は100室。
開業は2017年4月(予定)。