【ニュース】 沖縄観光コンベンションビューロー、82の宿泊施設と45の飲食店が各世代に向けた「うとぅいむち(おもてなし)」の取り組みを宣言 沖縄県那覇市

2014.12.16
一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー(沖縄県那覇市、上原良幸会長)はこのほど、昨年度より展開している「うとぅいむち宣言」で、82の宿泊施設と45の飲食店が、各世代に向けた「おもてなし」の取り組みを宣言したと発表した。
「うとぅいむち」とは、大切な来客を迎えるときに行う「おもてなし」を表す沖縄の方言。
同法人では、一年で最も過ごしやすい滞在が可能な春の季節に、沖縄で三世代旅行を楽しんでもらうため、「春のおきなわ 親子孫たび」をテーマにキャンペーンを展開している。
「うとぅいむち宣言」は、その一環として実施しているもの。


宣言を行った各施設では、様々な「おもてなし」に取り組んでおり、その内容は専門家の監修のもとで作成された「うとぅいむち項目リスト」(旬香周島おきなわサイト参照)で確認することができる。
「うとぅいむち宣言」の審査基準は、飲食店の場合、祖父母に向けた取り組みでは、共同トイレには洋式トレイや手すりを設置、階段等には手すりを設置、高齢者に配慮した食事メニュー(献立)の提供、高齢者(満65歳以上)に対する割引料金などや、車イスの貸し出しなど。
また、パパママに向けた取り組みでは、家族全員で参加できる体験メニューやイベント、「新婚○年」「還暦祝い」等家族行事に合わせたサービス、記念日メニュー、家族写真撮影サービス、ヘルシーメニューなどを要件としている。
さらに、未就学児(0~5歳)に向けた取り組みでは、子どもが遊べるキッズスペース、食事の際にベビー用チェアや子ども用食器の貸出、おむつ替えができるスペースの設置、通路が広くベビーカーを広げたまま座れる仕様、ベビー向けサービス(キッズドリンク無料など)など要件に挙げているという。