【ニュース】 森トラストグループ、日本初進出のスターウッド最高級カテゴリーブランドの「翠嵐 ラグジュアリーコレクション ホテル 京都」を2015年春に開業 京都府京都市
2014.12.03
森トラストグループは、京都・嵐山で計画中の「(仮称)京都嵐山計画」(京都市右京区嵯峨天龍寺)で、スターウッド ホテル&リゾート ワールドワイドInc.と合意、スターウッド ホテル&リゾートの最高級カテゴリーブランド「翠嵐(すいらん) ラグジュアリーコレクションホテル 京都」を2015年春に開業する。
同社グル―プとスターウッド ホテル&リゾート ワールドワイドInc.との協働事業は、「ウェスティンホテル仙台」に続き、同計画が2例目。
今回誘致した「ラグジュアリーコレクション」は、世界約100か国で1,200ホテルを所有・運営するスターウッド ホテル&リゾート9ブランドの中でも、最高級カテゴリーに位置付けられるホテルブランド。
今回が日本初進出となる。
同計画では、日本ならではのおもてなしの文化を象徴する旅館のスタイルと、これまで各国の個性・特徴を尊重しながら国際基準のサービスを提供してきたホテルブランド「ラグジュアリーコレクション(The Luxury Collection®)」を融合。
世界中の観光客が求める新たなスタイルの宿泊施設をこの地に誕生させることで、世界に誇る日本の素晴らしさ、和のおもてなしの文化を発信し、観光都市・京都のさらなる発展に寄与していくとしている。
建物には、平安時代より貴族の避暑地・別荘地として栄えた嵐山の土地にふさわしい、京文化の美とモダンデザインの融合を随所に採用。
京都・嵐山で育まれてきた歴史や文化を継承・発展させながら、未来を開拓していく「継往開来(けいおうかいらい)」のコンセプトのもと、この地ならではの新たな体験を提供する。
客室は、神秘的な存在である月をテーマとした上品な華やかさを持つ空間とし、翡翠・菫(すみれ)・藍など日本古来の伝統色をキーカラーとしたインテリアを採用。
庭園や保津川越しの絶景を楽しめる39室(一部、嵐山温泉を引く専用露天風呂付)の客室を設計、専用露天風呂とテラスを有するスイートルームや和客室とする。
レセプション、レストラン、甘味処・カフェでは、離宮の装飾である御簾(みす)や格子をオマージュした格調高い空間を設定。
中央カウンターには、中庭を眺めながら伝統色の菫色を使用したチェアなどを配置する。
食事については、伝統的な日本料理に現代のエッセンスを加えた会席料理や、特別な空間を演出する個室での鉄板焼を楽しめるレストランを設置。
さらに、築100年超の歴史ある建物をリニューアルし、保津川を望むテラスを備えた京都ならではの和食や甘味・飲物を現代的なアレンジで提供する甘味処・カフェも設置する。
「翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都」の所在地は京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町12番。
運営形態は、経営が森トラスト株式会社(東京都港区、森章社長)、運営が森トラスト・ホテルズ&リゾーツ株式会社(東京都品川区、伊達美和子社長)。
敷地面積は4,429.2㎡、延床面積は2,999.9㎡。
規模は地上3階・地下1階。
客室数は39室(露天風呂付スイートルーム4室、露天風呂付特別室2室、露天風呂付和客室12室、標準客室21室)。
併設施設は、レストラン(60席)、甘味処・カフェ(48席)、宴会場(約100㎡)、スパなど。
開業時期は2015年春予定。