【ニュース】 岐阜市など4市と長良川DMO、長良川流域における観光地づくりで連携協定を締結 岐阜県岐阜市

2016.05.26
岐阜県と県内4市(岐阜市・関市・美濃市・郡上市)と観光関連団体などによる地域連携DMO(通称:長良川DMO、登録主体:特定非営利活動法人ORGAN)は、株式会社十六銀行との間で、長良川流域における観光地づくりに関する連携協定を締結、5月30日に十八楼 孔雀の間(岐阜県岐阜市)で締結式を実施する。

同県では、国が進める新たな観光の舵取り役となる「日本版DMO」について、県内での候補法人登録やその活動支援を進めてきた。
今回の連携協定締結もその一環。

十六銀行は、ORGANに対しこれまでにも、ORGANが主体的に実施するイベント「長良川温泉泊覧会」の運営(平成24年~)や、経済産業省事業地域資源活用ネットワーク形成支援事業参画(平成27年)、クラウドファンディングを活用した新規事業の資金獲得への協力(平成28年)等、多岐に渡って支援を行ってきたという。

日本版DMOとは、多様な関係者と共同しながら、明確なコンセプトに基づいた観光地域づくりを実現するための戦略を策定するとともに、戦略を着実に実施するための調整機能を備えた法人。
対象エリアの広さに応じ、広域連携DMO・地域連携DMO・地域DMOの3区分に登録される。
県内では、地域連携DMOにORGANが、地域DMOに一般社団法人飛騨・高山観光コンベンション協会・一般社団法人下呂温泉観光協会が登録されている。

今回の連携協定は、長良川DMOの形成支援、観光資源化に向けた地域資源の発掘とブラッシュアップ、地域の観光の担い手に対する多様な資金提供手段の提供、観光地域づくりを実現するための戦略策定、長良川流域における観光の担い手となる事業者の創業支援や育成、長良川流域の周遊・滞在型観光地づくり、岐阜県の観光産業の活性化などをその内容としている。