【ニュース】 京都東急ホテル、館内各エリアに京の趣きを新たに取り入れた大規模改修を実施、2015年3月にリニューアルオープン 京都府京都市
2014.11.19
株式会社東急ホテルズ(東京都渋谷区、高橋遠社長)は、同社が運営する「京都東急ホテル」(京都市下京区)で、全館にわたる大規模リニューアル工事を実施する。
改装のコンセプトは、「山水の美が彩る雅な佇まい」。
ホテル各所に散りばめた、いにしえの京の趣きと、日本建築業会賞・京都美観風致賞受賞に裏づけされた雅やかな設えを継承し、さらに上質な空間へと改装する。
改装箇所は、エントランス、オールディダイニング「kazahana」、ラウンジ・バー、ザ・テラス、客室、ブライダルサロンその他施設。
なお工事期間中の2015年1月16日~2月28日は営業を一時休止する。
エントランスは、古都ならではの格子を廻らせ、柔らかな光が囲うロビー空間とする。
エントランスを進むといにしえの「ほりかわ」の流れを再現したホテル中庭の眺めが広がるという。
オールディダイニング「kazahana」は、ホテルダイニングというフォーマルな雰囲気の中に、利用客の目の前で調理をするライブキッチンを取り入れ、バラエティ豊かな料理を提供。
中庭を眺めながらゆったりと食事ができるレストランへと生まれ変わるという。
ラウンジ・バーは、中庭を愉しむ語らいの場とし、空間を彩るかな文字アートは、たゆまなく流れる中庭の滝の流れ、はんなりとした時間の流れを醸し出し、居心地のよいほっこりとした時間を過ごせるとする。
ザ・テラスは、ホテル中央に配置した中庭に新しくテラス席を設置。
水の流れの美しさをより近くに感じるホテルのプレミアムシートとして、昼は和を感じるお茶席、ナイトタイムはシックな水面に浮かぶバーとなる、新たなスポットが誕生する。
客室は、ホテルの顔となるスイートルームのリニューアルをはじめ、7・8階プレミアムフロアにコンセプトルームを増設、またスタンダードフロアの一部を改装する。
フラッグシップルームのロイヤルスイートは、国内外のVIPにも満足してもらえる最上級の設えと設備にする。
7・8階プレミアムフロアには、「モダンな和」をコンセプトとした客室を計8室設置。
洋室ながら、和風の小上がりを備えた寛ぎの空間を提供する。
その他、ロビーフロアには授乳室やパウダールームを備えた化粧室や喫煙室なども設置するという。
「京都東急ホテル」の所在地は京都市下京区堀川通五条下ル柿本町580、交通は京都駅八条口(新幹線口)より無料シャトルバスで約10分、地下鉄「五条」駅より徒歩約7分など。
開業日は1982年10月15日、建物は地上7階・地下2階、客室は430室(収容人員830名)。