【ニュース】 ソフトバンクモバイル、福井県立恐竜博物館でウエアラブル端末を利用した実証実験を実施 福井県勝山市
2014.11.17
ソフトバンクモバイル株式会社(東京都港区、孫正義代表)は、ウエアラブル端末を利用した実証実験を、2015年1月中旬に福井県立恐竜博物館(福井県勝山市)で実施する。
同実験は、ウエアラブル端末関連産業の育成を目的とする福井県の「ふくいe-オフィスプロジェクト補助金(ウエアラブル関連実証実験支援分)活用事業者募集」の公募に、同社の企画案が採択され、実施するもの。
同実験では、メガネ型ウエアラブル端末や腕時計型端末を使用し、AR(拡張現実)技術による恐竜の映像の表示や、展示の解説、館内のナビゲーションなどを行い、今後普及が見込まれるウエアラブル端末が新しいサービスや付加価値を生み出す可能性について検証するとしている。
今回の実証実験では、株式会社ACCESSのiBeacon(TM)(アイビーコン)を使用した位置連動型コンテンツ配信ソリューション「ACCESS(TM) Beacon Framework」をサービスプラットフォームに活用。
合わせて、日本電気株式会社(NEC)が独自開発した世界最高水準の画像認識サービス「GAZIRU(ガジル)」も活用する。
メガネ型ウエアラブル端末「Google Glass(TM)」を使った実証実験では、AR技術を使用した恐竜探索ゲーム(素材提供:株式会社セガトイズ)、画像認識技術を活用した展示物の解説、位置情報を活用した音声・文字による展示物の解説などを実施予定。
腕時計型端末(利用機種未定)を使った実証実験では、館内のナビゲーション、探知機に見立てた探索体験などを実施予定としている。
実証実験の実施時期は2015年1月中旬、実施場所は福井県立恐竜博物館(福井県勝山市村岡町寺尾51-11かつやま恐竜の森内)。