【ニュース】 JR東日本盛岡支社、大船渡市の山林火災による被災木を盛岡駅の柱装飾材として活用 岩手県盛岡市
2025.10.23
東日本旅客鉄道株式会社盛岡支社(岩手県盛岡市、大森健史支社長)は、2025年春に発生した大船渡市の山林火災による被災木をJR各線「盛岡」駅(岩手県盛岡市)の柱装飾材として活用する。
同社では岩手県が推進する「木づかい宣言」制度に基づき、事業者登録を行っており、同取り組みもその一環。
被災木の活用による災害からの復興支援に取り組むとともに、木の温もりが感じられる駅空間を利用客に提供するとしている。
装飾箇所は「盛岡」駅2階北コンコース。
使用木材は大船渡市山林火災被災木(上部の健全な部分を使用)と、その他岩手県産木材。
柱5本を県産材で装飾、銘板により被災木の活用であることを明記するという。
完成時期は、同駅改良工事の工程に合わせ、2026年度中の完成を予定している。