【ニュース】 南海電気鉄道、2025年度末運行開始予定の新観光列車の名称を「GRAN 天空」に決定 和歌山県高野町

2025.10.22
南海電気鉄道株式会社(大阪市中央区、岡嶋信行社長)は、2025年度末に運行開始を予定している新観光列車の名称を「GRAN 天空(グラン テンクウ)」に決定した。
「GRAN 天空」は、現在運行中の観光列車「天空」(橋本駅~極楽橋駅間運行)に代わり、新たに難波駅~極楽橋駅間を結び運行を開始する新観光列車。

名称の募集は、社内公募と一般投票で実施した。
6月の社内公募では857件の応募、8月の一般投票では5,498件の投票があったという。

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名称に加え、今回、外観デザインの詳細も決定。
落ち着きのある深紅をベースカラーに、ゴールドを基調とした装飾を施すとしている。
高野山に咲くシャクナゲなどの植物をモチーフにした装飾を随所にデザインし、沿線地域とのつながりをイメージしたという。

なお同社では、2025年11月6日10時に新観光列車「GRAN 天空」の特設サイトをオープン。
同サイトでは、「GRAN 天空」の運行に関する情報や、車両・サービスに関する情報などを順次案内する予定としている。

現在運行中の観光列車「天空」は、2009年7月3日に定期運行を開始。
定期運行終了後は、ツアー貸切りなど団体客専用列車として、当面の間、不定期での運行を予定しているという。