【ニュース】 JR九州とウエストホールディングス、佐土原駅構内で使用を停止しているレールに太陽光発電システムを設置、駅の照明等に使用 宮崎県宮崎市

2025.10.09
九州旅客鉄道株式会社(福岡市博多区、古宮洋二社長)と株式会社ウエストホールディングス(広島市西区、江頭栄一郎社長)はこのほど、JR日豊本線「佐土原」駅(宮崎県宮崎市)構内で使用を停止しているレールにウエストホールディングスが開発した太陽光発電システムを設置、駅の照明等で使用する電気を再エネ化する実証実験を開始した。

同取組みは、鉄道の使用停止となった施設で再エネ開発を行い、新たな価値を創出することを目的としたもの。
構内の使用を停止レールを活用した事例は国内初の取組みとなる。

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なお同取り組みは、国土交通省による「令和6年度鉄道技術開発補助金(鉄道脱炭素施設等実装調査)」に採択されており、レールへの太陽光モジュール設置(「レール PV」)における取付状態や発電状態の検証を行う予定だという。

設置場所はJR日豊本線「佐土原」駅1番線(宮崎県宮崎市)。
発電出力は4.97kW、年間想定発電量は約6,500kWh(CO2排出量削減量は年間5t)。