【ニュース】 帝国ホテル、国の登録有形文化財「弥栄会館」の一部を保存・活用した「帝国ホテル京都」を2026年3月5日に開業 京都府京都市
2025.10.03
株式会社帝国ホテル(東京都千代田区、風間淳社長)は、「帝国ホテル京都」(京都市東山区)を2026年3月5日に開業する(宿泊予約受付は2025年11月17日11時より)。
同ホテルは、祇園甲部歌舞練場敷地内に所在する国の登録有形文化財「弥栄会館(やさかかいかん)」の一部を保存・活用したホテル。
貴重なレガシーを継承しつつ、新たな息吹をもたらし、未来に貢献することを目指す。
同ホテルでは、祇園ならではの「非日常」の世界観と、帝国ホテルが考える「寛ぎ」を共存させ、京都、日本各地、世界から訪れるゲストとともに本物の文化と最も優れたサービスと商品を追求。
弥栄会館の建築意匠を受け継ぎながら、歴史的景観と調和するホテルとして、京都・祇園の文化や風情と響き合う滞在体験を提供する。
客室は、本棟・本棟保存エリア・北棟の異なる建築構造を持つ3エリアで展開。
本棟は、弥栄会館の歴史的なシルエットと建築様式を継承し、現代にその美しさを伝える建物。
特に南西面に位置する本棟保存エリアの客室は、弥栄会館時代の柱や窓枠など、当時の面影を残している。
また、祇園の町並みと調和するよう増築された北棟の客室には、帝国ホテルブランドとして初めて畳を設えたという。
客室タイプは、シグネチャースイート、スイート、ジュニアスイート、グランドプレミア、プレミアの5カテゴリで、全55室を設定した。
「帝国ホテル京都」の所在地は京都市東山区祇園町南側570-2、交通は京阪本線「祇園四条」駅より徒歩8分、阪急京都線「京都河原町」駅より徒歩10分。