【ニュース】 日比谷花壇、「重要文化財旧三笠ホテル」で約5年半の大規模保存修理工事を完了、リニューアルオープン 長野県軽井沢町

2025.10.03
株式会社日比谷花壇(東京都港区、宮島浩彰社長)は、指定管理者として新たに運営を受託した「重要文化財旧三笠ホテル」(長野県軽井沢町)で約5年半に渡る耐震補強を含む大規模保存修理工事を完了、2025年10月1日にリニューアルオープンした。

1906年に実業家・山本直良によって創業された旧三笠ホテルは、ガス灯のシャンデリアや英国製カーペットなど、当時最高峰の設備を誇り、もてなしの場として多くの文化人や政財界人に愛されてきた建物。
1970年にホテル営業を終了した後、1980年5月には日本の近代を代表する純西洋式建築として国の重要文化財に指定され、以降、年間約7万人の観光客が訪れる軽井沢屈指の観光名所となっている。

10031000

今回のリニューアルでは、建物の耐震補強を含む保存修理工事に加え、来場者がより快適に過ごせるよう、機能性と歴史的調和を両立させた整備を実施した。
リニューアルに伴い、建物内には、ウエディングの前撮りや座談会など様々な用途で利用可能な貸室や、明治・大正期に想いを馳せながらコーヒーやデザートを楽しめるカフェスペース、旧三笠ホテルのオリジナルグッズを販売するミュージアムショップを新設。
レトロな衣装を纏い、まるでタイムスリップしたかのような気分になれる貸衣裳サービスも新たに開始した。

「重要文化財旧三笠ホテル」の所在地は長野県北佐久郡軽井沢町大字軽井沢1339番地342、交通はJR北陸新幹線・しなの鉄道「軽井沢」駅北口より草軽交通バスで約10分・「三笠」バス停下車後徒歩1分。
開館時間は9時~17時(最終入館は16時30分まで)。
休館日は水曜日(祝日の場合は翌平日、7月15日~10月31日を除く)・年末年始(12月28日~1月3日)。
入館料は一般1,000円・小学生又は中学生500円(20名以上は100円引、町民は半額)。