【ニュース】 叡山電鉄、700系車両2両を開業100周年を記念した新たな観光車両「展望列車『舞』」として運行 京都府京都市
2025.09.22
叡山電鉄株式会社(京都市左京区、豊田秀明社長)は、2018年よりリニューアルを進めている700系車両のうち、その最後の2両を、叡山電車開業100周年を記念した新たな観光車両「展望列車『舞』」として運行する。
主に1両編成で運用している700系車両は、同社初の冷房装置を搭載した車両で、1987年7月の運用開始から30年以上が経過したため、順次リニューアルを行っていた。
今回リニューアルした同車両は、まるで着物をまとって旅をするような、特別な時間を届けることをコンセプトとしたもの。
デザインにあたっては、京都洛北にゆかりのある四季折々の風景を、伝統的な着物の文様をモチーフに、今様に織り込んだという。
題字は書道デザイナー・林真帆氏の揮毫によるもの。
同車両は、今年中のデビューを予定しており、2025年9月27日に「八瀬比叡山口」駅で実施する「開業100周年記念式典」や10月末に開催を予定している「えいでんまつり」でのお披露目も予定している。
運行開始日は2025年中(予定)。
運行区間は主に鞍馬線(「出町柳」駅~「鞍馬」駅間)。