【ニュース】 東武鉄道とエンジョイワークス、クラウドファンディングを活用し、川越市内の空き蔵をリノベーションした一棟貸しの宿泊事業に着手 埼玉県川越市

2025.08.27
東武鉄道株式会社(東京都墨田区、都筑豊社長)と株式会社エンジョイワークス(神奈川県鎌倉市、福田和則代表)は、川越市をはじめとする地域の関係者と連携を図り、クラウドファンディングを活用し、川越市内の空き蔵をリノベーションした一棟貸しの宿泊事業に取り組む。

同事業は、川越の景観を象徴する歴史的建造物となっている「蔵」を一棟貸しの宿泊特化型施設としてリノベーションし、宿泊を通じて川越の魅力を体感できる、新たな観光拠点創出を図るもの。
蔵のリノベーションにかかる費用をクラウドファンディングで募るほか、宿泊施設の運営事業者の募集をはじめ、事業運営の多くの部分で市内観光施設や飲食店等との連携を図る予定だという。

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東部鉄道では、1棟貸しの蔵ホテル「The bath&bed Team」事業など、クラウドファンディングを活用した遊休不動産の再生事業に豊富な実績を持つエンジョイワークスと協業するとともに、市内の蔵の保全や創業支援を行う同市とも連携を図る。
当面は、2026年度中に1棟を開業することを目指すとともに、将来的には市内外での展開拡大も視野に入れているという。

事業の実施に当たっては、蔵のリノベーションにかかる費用をエンジョイワークスが組成するクラウドファンディングを通して募るほか、空き蔵を活用したい所有者や、地域を象徴する蔵を使って宿泊事業を運営したい事業者などを、市内の蔵の保全や創業支援を行う川越市と連携を図りながら、広く募集する。