2025.08.27
新子安特定目的会社から資産管理業務を受託しているCBREインベストメントマネジメント・ジャパン株式会社（東京都千代田区、藤田哲也社長）とプロジェクトマネジメント業務を受託している東急不動産株式会社（東京都渋谷区、星野浩明社長）は、開発中の3温度帯マルチテナント型物流施設「（仮称）CBRE IM-LOGI’Q新子安」（横浜市神奈川区）で、F-LINE株式会社（東京都中央区）と賃貸借契約を締結した。

F-LINEは、近年の冷凍食品需要の増加に伴い、保管スペースの不足や物流オペレーションの複雑化、人手不足等の課題が顕著となっている中、同物件の持つ立地性・機能性が、今後も持続的に高まる冷凍物流ニーズに迅速・柔軟に対応し、利便性・効率性・環境対応に優れた先進的物流ソリューションの提供に寄与すると評価、同物件の賃貸借契約締結に至ったとしている。

同物件は、首都高速神奈川1号横羽線「子安」ICより1.1kmの立地。
畜産物の輸出入検査（動物検疫）や植物検疫を行うことが可能な立地であるため、食品等の輸出入品を取り扱う企業からも高い注目を集めているという。
また、指定検査場所を介することなく直接消費地への輸配送ができるため、コストカットだけでなく環境負荷の低減にもつながるとしている。

「（仮称）CBRE IM‐LOGI‘Q 新子安」の所在地は横浜市神奈川区恵比須町3-1他、交通はJR・京急「新子安」駅より1.2km、首都高速道路神奈川1号横羽線「子安」ICより1.1km。
敷地面積は3万8,733.29㎡、延床面積は9万7,007.13㎡。
構造・規模は鉄⾻造、地上5階建。
着工は2025年3月、竣工は2027年1月（予定）。