【ニュース】 JR九州、「九州観光まちづくりAWARD2025」の受賞者を決定、大賞は体験型観光農園「白糸の森」 福岡県糸島市

2025.08.22
九州旅客鉄道株式会社(福岡市博多区、古宮洋二社長)はこのほど、「九州観光まちづくりAWARD2025」の受賞者を決定した。

同アワードは、九州に根付き、その土地ならではの伝統や伝承を守りながら、新しい「もの」「こと」「風景」を生み出す「ひと」にスポットライトを当てたもの。
表彰式は、2025年12月3日に東京で開催する。

受賞各賞のうち、大賞は「白糸の森」(福岡県糸島市、前田和子氏・大串幸男氏)が受賞した。
「白糸の森」は、「生きる力を耕そう。」をコンセプトに、飲食店オーナーの前田氏と一級建築士の大串氏夫婦による、1万坪の開墾から始まった体験型観光農園。
農園で収穫した野菜の加工・販売、併設する飲食店での提供や学びを楽しむための場づくりなど、地域の未来に向けた活動に尽力している。

農園で採れた食材を提供する魅力的な飲食を備え、収穫野菜の加工・販売も行い、放置森林の課題を逆説的に学べるツリーハウスの場づくりを行っており、さらに、その現状を、農業や里山での活動を通じ、子供達に伝えている点も素晴らしく、飲食店経営と建築家の夫婦だからできる唯一無二性が評価され、受賞に至ったとしている。