【ニュース】 金沢工業大学、社会実装型教育研究・イノベーション拠点を2027年春に開設、8月19日に地鎮祭を実施 石川県野々市市

2025.08.15
金沢工業大学(石川県野々市市、大澤敏学長)は、社会実装型教育研究・イノベーション拠点「X(クロス)デザインラボ」を2027年春に開設する。
これに先立ち、2025年8月19日に扇が丘キャンパス(石川県野々市市)南校地で地鎮祭を実施する。

同ラボでは、「知とコミュニケーション・デジタル・モノ・コト・人」のクロスをコアバリューとし、世代・文化・分野を超えた共創教育と多様なプロジェクトを展開。
複雑・多様化する社会課題の解決と地方創生に資する高度情報専門人材を育成するという。

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同ラボの建物では、多様な用途に活用できる空間、カジュアルで親しみやすい空間、「多様な知の融合」(総合知)を促す空間を提供。

現代的な技術と伝統的な技術を組み合わせた環境計画とし、自然換気システムや屋上緑化、太陽光発電や直流給電網との連携などにより、エネルギーのレジリエンスと環境配慮の両立を図る。

また、コンクリート・鉄骨・木材を組み合わせたハイブリッドな構造形式、季節や時間帯で変化する照明計画、様々な素材活用、自然エネルギー活用などにより、建物の構造や設備自体が建築を学ぶ学生の実践的な教材となることを目指す。

「X(クロス)デザインラボ」の構造・規模は鉄骨造(一部SRC造)・4階建て。 
延床面積は4,906.43㎡。
工期は2025年7月31日~2027年3月10日。