【ニュース】 竹中工務店など、ホテル事業を進める「旧横浜市庁舎行政棟」が「横浜市認定歴史的建造物」に認定、戦後の建造物としては初 神奈川県横浜市
2025.08.06
株式会社竹中工務店(大阪市中央区、佐々木正人社長)、東急株式会社(東京都渋谷区、堀江正博社長)、京浜急行電鉄株式会社(横浜市西区、川俣幸宏社長)、株式会社星野リゾート(長野県軽井沢町、星野佳路社長)の3社がホテル事業を進める「旧横浜市庁舎行政棟」(横浜市中区)はこのほど、戦後の建造物として初めて「横浜市認定歴史的建造物」に認定されたと発表した。
同建造物は、「OMO7横浜 by 星野リゾート」として2026年春に開業する予定。
「旧横浜市庁舎行政棟」は、開港100周年記念事業の一環として建てられた、日本近代屈指の建築家・村野藤吾設計のモダニズム建築。
優れた意匠的特徴を持つとともに、横浜の戦後建造物として高い価値を有するという。
認定を受けるにあたっては、横浜国立大学・吉田鋼市名誉教授より、「⻑きにわたり地域のシンボルであった旧横浜市庁舎⾏政棟の保全と活⽤により新旧が融合した新たな都市のランドマークが形成され、地域の歴史を継承し、地域の景観形成上の重要な要素となる」との評価が得られたとしている。
「OMO7横浜(おも)by星野リゾート」の所在地は横浜市中区港町1丁目1番1ほか、交通はJR根岸線「関内」駅より徒歩1分、横浜市営地下鉄ブルーライン「関内」駅より徒歩1分、横浜高速鉄道みなとみらい線「日本大通り」駅より徒歩7分。