【ニュース】 福井県立恐竜博物館、開催中の特別展「獣脚類2025~『フクイ』から探る恐竜の進化~」が開幕18日で来場者5万人を突破 福井県勝山市

2025.07.30
福井県立恐竜博物館(福井県勝山市)は、開催中の特別展「獣脚類2025~『フクイ』から探る恐竜の進化~」が2025年7月28日、開幕18日で来場者5万人を突破した。
同館最多入場者数を記録した昨年の特別展を上回ったという。

多様な標本が並ぶ会場でとりわけ注目を集めているのは、日本初公開となる全長14mのスピノサウルスの全身復元骨格。
最新の研究で、幅広い尾を持ち、水中を泳いでいた可能性が高まったことを受け、まるで博物館内を泳いでいるかのように展示されている。

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また、スピノサウルスの全身復元骨格では、日本有数の美術照明家が、上下左右様々な角度から超指向性のLEDライトを当て、ミリ単位の微調整を重ねて骨格を浮かび上がらせる演出を実施。
展示室内では500灯の照明を使用、どの標本もスマホでも驚くほどきれいに撮影できるという。

特別展「獣脚類2025~『フクイ』から探る恐竜の進化~」の会期は2025年7月11日~11月3日。
会場は福井県立恐竜博物館(福井県勝山市)1階特別展示室。
料金は一般1,800円、高校・大学生1,600円、小中学生:1,000円、70歳以上:1,000円(常設展も観覧可能)。
主催は「獣脚類2025」実行委員会(福井県立恐竜博物館、福井新聞社)。