【ニュース】 JR西日本広島支社、「しまなみ未来共創協議会」と連携、旅客船による尾道~今治航路の立ち上げに向けた実証事業を実施 広島県尾道市
2025.07.18
西日本旅客鉄道株式会社中国統括本部広島支社(広島市東区、飯田稔督支社長)は、尾道・今治の各旅客船運航事業者や自治体で組織する「しまなみ未来共創協議会」と連携し、旅客船による尾道~今治航路の立ち上げに向けた実証事業を実施する。
同事業は2025年10月の土日祝日に9日間実施。
合わせて10月に生口島「瀬戸田港」、大三島「井口港」周辺の店舗で「WESTER アプリ」による「せとうちぶらりスタンプラリー」を開催、対象店舗で利用できるクーポンを発行する。
尾道~今治航路は、1999年に定期航路としては廃止されたが、しまなみ海道開通後、サイクリストの聖地として認知され、観光客が増加。
これに伴い、航路の充実を求める声も多くなってきたことから、同事業を実施する運びになったという。
期間中は、株式会社瀬戸内クルージングと株式会社しまなみの2社が各サイクルシップを運航。
両社が各々のサイクルシップを運航の上、生口島瀬戸田港・大三島井口港を乗換港とすることで、尾道と今治を航路でつなぐとしている。
実証実験の実施日は2025年10月の土・日・祝日の9日間(4日・5日・11日・12日・13日・18日・19日・25日・26日)。
乗船チケット「しまなみクルージングパス」の発売開始予定日は
2025年8月2日、原則、乗船日前日までにインターネットでチケットを要購入。
実施主体は株式会社瀬戸内クルージング・尾道市観光課・今治市観光課の3社で組成する「しまなみ未来共創協議会」、連携事業者は株式会社しまなみ・尾道観光協会・JR西日本・日本旅行等。