【ニュース】 名古屋鉄道など、所有する森林を舞台とした環境教育プログラム「めいてつ森の学校」の実証実験を8月24日に実施 愛知県瀬戸市

2025.07.14
名古屋鉄道株式会社(名古屋市中村区、髙崎裕樹社長)・名鉄観光サービス株式会社(名古屋市中村区、岩切道郎社長)・株式会社このほし(秋田県五城目町、小原祥嵩代表)の3社は、名古屋鉄道が所有する森林(愛知県瀬戸市)を舞台とした環境教育プログラム「めいてつ森の学校」の実証実験を、2025年8月24日に共同で実施する。
同取り組みは、「名鉄オープンイノベーション Lab」の活動の一環。

名古屋鉄道は、瀬戸市赤津周辺に約90haの森林を保有している。
これまで名鉄グループ内での森林資源の活用は限定的なものだったが、「名鉄グループ エコ・ビジョン」に基づき、持続的な森林保全や森林資源の活用を模索していたという。

一方、名鉄観光サービスは、全国に営業展開する旅行業を営む傍ら、教育機関や地域の子どもに向け、良い教育を受ける機会の提供を目指し、学校生活では体験できないような、各分野に精通した講師と本場で本物の体験ができる「親子体験」をコンセプトとした体験プラットフォーム「Meitetsu Second School」を運営している。

また、このほしは秋田県五城目町を拠点に、森の教育事業「このほし森の学校」の運営や法人向けの森林資源活用コンサルティング、リジェネラティブ人材(環境や社会を再生させる能力を持つ人材)育成等、地域資源とエネルギーの循環を生み出す様々なな事業に取り組んできた。

今回の同取り組みは、名古屋鉄道が保有する森林アセット、名鉄観光サービスの「Meitetsu Second School」の運営実績、このほしの環境教育メソッドを掛け合わせることで、魅力ある地域づくり・まちづくりを目指すもの。
森林保全という社会的責任を果たすと同時に、沿線地域の活性化や新たな事業機会の創出を目指すとしている。
当日は、森の探検や自然素材を用いたアート制作等、親子で楽しみながら学べる2つのプログラムを提供するという。

「めいてつ森の学校」の募集期間は2025年7月11日~8月18日、開催日は2025年8月24日(午前・午後の2部制)。
開催場所は瀬戸赤津の森(愛知県瀬戸市凪山町)。
対象は小学生(3年生以上)とその保護者各1名、各回定員10組(先着順、10組を超えた場合は都度キャンセル待ち受付)。
詳細は「Meitetsu Second School」HP内特設ページを要参照。