【ニュース】 豊橋市自然史博物館、侵略的外来植物の生態から駆除機械・技術までを展示する特別企画展を7月11日~8月31日に開催 愛知県豊橋市

2025.07.09
豊橋市自然史博物館(愛知県豊橋市、吉川博章館長)は、2025年7月11日~8月31日の期間、侵略的外来植物の生態から駆除機械・技術までを展示する、2025年度特別企画展「エイリアンプラント・バスターズ侵略的外来植物対策展」を開催する。

同市では過去に、世界的に有名な侵略的外来植物「ヒガタアシ」の侵入が日本で初めて確認されたことがあり、早期に発見し、2011年頃から愛知県・中部地方環境事務所・豊橋市をはじめ、ボランティアや地元中学生などの協力もあり、迅速に対応したことで、現時点ではほぼ根絶に成功しているという。

同展を通じ、侵略的外来植物への認識を深めてもらい、一人ひとりに早期発見の眼になってもらうことが、環境の保全にもつながるとしている。

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同展では、海外から導入され、水辺と陸の両方で移動できる駆除機械「水陸両用水草刈取船」の実物を展示。
世界に1点しかない独自開発のウインチやクラムシェル、様々な駆除技術なども紹介する。

また、侵略的外来植物の精巧な生態模型も展示。

さらに期間中は、外来植物を駆除している人や、駆除機械を運用・開発している人など「現場のプロ」による特別企画展記念解説会を計8回実施する。
駆除現場の最前線での経験談や、機械の開発秘話など、ここでしか聞くことができない話を聞くことができるという(申込不要)。

「エイリアンプラント・バスターズ侵略的外来植物対策展」の開催期間は2025年7月11日~8月31日。
開催時間は9時~16時30分(入場は16時まで)、ナイトZOO開催時は16時まで(入場は15時30まで)。
休館日は月曜日と7月22日(7月21日・8月11日は開館)。
観覧料は大人900円、小中学生300円、未就学児無料(豊橋総合動植物公園入園料が別途必要)。
開催場所は豊橋市自然史博物館(愛知県豊橋市)特別企画展示室。