【ニュース】 三井アウトレットパーク木更津、施設内での配送業務負担軽減を目的にロボットを活用した実証実験を開始 千葉県木更津市

2025.06.23
三井不動産株式会社(東京都中央区、植田俊社長)は、施設内での配送業務負担軽減を目的に、米国で自動配送ロボットを展開するAvride inc.のロボットを活用、三井アウトレットパーク木更津(千葉県木更津市)で実証実験を開始する。

同社は、木更津・長島など国内13拠点で運営するアウトレットモール「三井アウトレットパーク」の出店ブランドから、約140のショップが参加する公式オンラインショッピングサイト「三井アウトレットパーク オンライン」を2025年3月17日にオープン。
同サービスは、アウトレットモールの店頭商品をオンラインでショップから直接購入し、自宅で商品受取できる、業界初の取り組みとなる。

同実証実験では、今後の同サービスの需要拡大に備え、ロボットを活用した自動配送を導入することにより、梱包資材等のアウトレット施設内の配送効率向上と、配送業務の負担軽減を目指す。

同サービスで注文した商品の殆どは、出店店舗の在庫から引当、アウトレット施設から出荷しているため、店舗側では日々の接客業務に加え、配送業務を行っている。
このうち、商品梱包では、現状店舗側で所定の梱包資材保管場所へ梱包資材を取りに行く業務負荷がかかっており、配送業者への商品引渡しの作業でも、配送業者側で広大な敷地内で集荷のために各店舗を巡回しており、業務負荷がかかっているという。

今回は、Avrideの自動運転配送ロボットを用いることで、梱包資材や梱包した商品等の運搬を自動化、配送の効率化を目指すとしている。