【ニュース】 近畿日本鉄道、吉野線を紅葉や季節の花で華やかに彩る「吉野線 華(はな)いっぱい計画」を推進 奈良県吉野町

2016.04.20
近畿日本鉄道株式会社(大阪市天王寺区、和田林道宜社長)は、今年9月10日より南大阪線・吉野線観光特急「青の交響曲(シンフォニー)」の運行を開始するのに合わせ、吉野線を紅葉や季節の花で華やかに彩る「吉野線 華(はな)いっぱい計画」を推進する。

同計画では、吉野線の「吉野」駅~「飛鳥」駅間で、モミジ・アジサイ等の植樹を実施。
地元自治体の植樹等の取り組みと連携し、沿線の景観整備を図り、鉄道での旅の楽しみとおもてなしを提供するという。

同計画の第一期では、合計約1万本の樹木等を植樹した。
特に「福神」駅~「薬水」駅の間は、約1kmにモミジ570本を集中的に植樹、新たな名所化を目指す。

なお吉野町でも、吉野山の桜を守る活動として募金や植樹等に取り組んでいるほか、吉野山観光協会を中心にアジサイを約4,000株植樹。
毎年6月中旬~7月初旬に「あじさいまつり」を開催しているという。
北岡篤吉野町長は、「観光特急の運行は改めて吉野地域に注目が集まる絶好の機会。近鉄の取り組みと連携し、四季折々の風情をみせる吉野の自然を観光資産として一層充実させていきたい。」とコメントしてる。